老ける人、老けない人を決定づける「2つの男性ホルモン」とは

よく、筋骨隆々で、闘争心にあふれ、エネルギッシュな男性のことを「あいつは生まれつき男性ホルモンが多い」などと言ったりします。そもそも、男性ホルモンとはどんな力を持っているものなのでしょうか。

男性ホルモンは、人のからだの中にある約80のホルモンのぅち、性の違いに大きくかかわっている「性ホルモン」と呼ばれるものです。性ホルモンには男性ホルモンと女性ホルモンがありますが、男性も女性も、両方のホルモンを持っています。

問題はそのパランス。人は、男性ホルモンが多ければ男性らしく、女性ホルモンが多ければ女性らしくなっていきます。

男と女は、生まれたときから生殖器のかたちは違うものの、子どもの頃は、まだ、それほど大きな違いはありません。それが、10歳を超え、男性ホルモンがどんどん増えていくと、睾丸とペニスが大きくなり、筋肉質なからだつきになって、ヒゲが生え、声変わりが起きる。これぞ、男性ホルモンのなせる技です。

男性ホルモンには、いくつか種類があるのですが、一番有名なのが「テストステロン」でしょう。男性ホルモンの実に約9割を占めています。

このテストステロンこそ、男を心身共に男らしく保ち、男の健康を守ってくれる秘薬のようなものです。男性のテストステロンの分泌量は20歳前後にピークを迎え、その後は、年齢とともにゆるやかに減り続けます。テストステロンがパンパン出ている間は、男性は筋肉質で男らしいからだを保っていられるのですが、量が減ってくると、筋肉が落ち、脂肪がつきやすくなって、性欲や仕事のやる気も落ちていきます。

つまり、30代の頃は筋肉も多く引き締まった体型で仕事もできたのに、40代になったら急にメタボ体型になってハツラツさが消えてしまったような人は、テストステロンの量が普通の人よりも早いスピードで、がつくりと減ってしまったことが原因と考えられるわけです。

では、老けないからだと心を維持するためにはテストステロンのことだけを考えていれば大丈夫かというと、そうではありません。若さを保つためにもうひとつ重要な男性ホルモンが「デヒドロエピアンドロステロン」、略してDHEAです。

DHEAは別名”若返りのホルモン”とも”長寿ホルモン”とも呼ばれるもので、体内のほとんどすべての器官の働きをアップする、驚くべき力を持ったホルモンです。男性でも女性でも、心もからだも疲れている人を検査してみると、DHEAが大幅に低下していることがよくあります。

また、DHEAはテストステロンの素になっているホルモンなので、これが減ると、テストステロンも減ってしまうのです。

DHEAも、テストステロン同様、男性は25歳くらいのときがピークで、その後は何も気をつけていなければ、年々確実に減っていってしまいます。

ですから、見た目もからだもいつまでも若々しくあるためには、テストステロンとDHEAという2つの男性ホルモンの量をいかに高く保つかが、大きなポイントになってくるのです。

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